日本では馴染みがないけれど、スマートスピーカーメーカーのSONOSが上場を準備している。ラインナップにはさまざまな形態のスピーカーがある。Appleがとっているように、基本的に音質の良い音楽用スピーカーの延長としてのスマートスピーカー。
記事にもあるように、一つの世帯が複数のスピーカーを購入する傾向にあるらしく、スピーカーセットのページには2〜4台のセット売りが提案されている。
株式公開にあたって提出された書類によると、SONOSは3月31日時点で世界中で約690万世帯に1900万個の製品を販売しており、1世帯当たりの複数製品所有率が非常に高いのがSONOS最大の強みであるとしています。
AmazonのAlexaのプラットフォームなどに依存するビジネスモデルであり、基本的にハードはコモディティ化が避けられない中、オーディオという嗜好性の高い領域においては、勝ち残る余地はあるのかもしれない。