FIREBUGは、クリエイター発掘から発信までを手がける、コンテンツプロデュース会社。エージェント業務も手がけており、いきものがかりの水野良樹のエージェントもクライアントのひとり。
代表取締役CEOの佐藤詳悟さんは、吉本興業退社後、QREATOR AGENTを立ち上げる。個人的にこのサービスはとても気になっていた。紹介されている人が、とんがった人ばかりなのだ。
その佐藤さんが、記事の中で、ビジネスモデルについて語っている。コンテンツをつくるためのバリューチェーンを(1)出会う、見つける(2)育てる、一緒に作る、(3)営業する、届ける、(4)ビジネスをする、という四段階にわけ、それを一気通貫に提供するという。
QURATOR AGENTは、(1)を提供するサービスであり、その後の展開としてFIREBUGを創業したのだという。
コンテンツ作りというのは、奥深い。他社・他者にはできないものを創り出すためには、相当なノウハウやさまざまな蓄積が必要になる。(1)で面白い尖った人の蓄積を行い、そこから(2)のプロセスを通じて新しい才能をプロデュースしていくノウハウを蓄積する。そこから出てきたものを(3)届けて、(4)ビジネスにする。
こうしたリソース部分への蓄積が、このビジネスモデルの肝となるだろう。