次世代のビジネスモデル・アーキタイプ

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ライブコマースにより注目される時間共有ビジネスモデル

中国でライブコマースが華々しく立ち上がり、日本でもメルカリはじめ多くの企業が参入している。先日のAmazon Prime Dayもそうだが、コマース分野ではこうした時間制限によるビジネスモデルというのは、存在していた。時間というのは、これからいよいよ貴重なリソースになるはず。豊かな「いま」を提供するビジネスは、これからどんどん増えてくるだろう。

記事にもあるように、「ライブコマース」に限定されない「ライブテック」領域が立ち上がってくるだろう。ここにあるような、「忙しい人の代わりにパリ旅行に行って来る」というのは、昔の「美穂の旅」を思い出す。自分の分身が1〜2週間の世界旅行に出かけて、各地からメールでメッセージを送ってくれるサービスである。リアルタイム感が、刺激的だった。

あなたの分身が世界中を旅する! - TEGLET

 

IT技術が、いろいろな「いま」をつないでいくことで、新たなマーケットが生まれるだろう。

 「Live Commerce Show」は今回が初めての開催。冒頭で主催するライブコマース推進委員会の李赫氏が「日本でライブコマースは17年が元年、18年が拡大の年になっているが、19年は“ライブテック”の飛躍の年になると予想している。さまざまなテクノロジーが組み合わさって、海外展開や地域活性化などで新たなビジネスが生まれるはずだ」と、ライブコマースの今後の展望についてコメントした。

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