デジタルトランスフォーメーションということが言われている。働き方改革もまた、デジタルによる変革が必要だ。しかし、それが「在宅勤務」というようなレベルに留まっているのが現状だ。
しかし、Slackを導入してコミュニケーションと意思決定を迅速化したりといった取り組みをするなかで、それが単に遠隔での勤務ということにとどまらない変化をもたらそうとしていることは、肌感覚として実感している。どのように価値を生み出すかという、ビジネスモデルそのものが転換していくのである。
この記事では5つのポイントで的確にまとめられている。チームも変わるし、企業の境界も消える。そしてオープンで透明性の高い環境が生まれる。この結果として、(必然的に)働き方改革が起こってくるという順番なのだろう。
1. ビジネスプロセス
【従来】大規模チーム、時間のかかる製品開発、非同期の仕事
【未来】小規模チーム、高速で反復可能なイノベーション、リアルタイムの仕事2. リソース
【従来】企業内に閉じた環境
【未来】企業の枠を超えたエコシステム3. 意思決定プロセス
【従来】直感と推測による意思決定
【未来】データに基づく意思決定4. 作業環境
【従来】手作業
【未来】AIによる自動化されたワークフロー5. 企業カルチャー
【従来】不透明でトップダウン
【未来】オープンで実力主義