セブン銀行は貸出業務で収益を得るのではなく、B2Cに特化した引き出しの手数料で儲けるビジネスモデルである。そのビジネスモデルが大きな収益を稼ぎ出すまでに成長した。そのネットワークの広がりから、公共インフラとしての役割を担うところまできているという。
IT開発は、もともとセブンイレブンの情報システムのノウハウもあって、端末も使いやすい。開発はNEC。ユニバーサルデザインやユーザーインターフェースにも細かな配慮がなされている。カードを入れたときの端末の反応も早く、ストレスを感じない。
コンビニにおける顧客体験の向上のノウハウが、銀行業務にも横展開されているとみることもできるだろう。