WIREDのこの記事によれば、アフリカでは、1,000人あたり35台しか自動車を所有していない一方で、スマホの普及率は75%。そこでスマホをつかったカーシェアやライドシェアが(車所有という段階を飛ばして)広がる可能性があるのだという。
アフリカでは、固定電話よりも先に携帯電話が普及したように、インフラストラクチャー整備の遅れている地域においては、一気に次の時代の仕組みが導入されていくということが起こりうるのだろう。その点、日本はひと世代前のインフラストラクチャーが(良くも悪くも)現役で稼働できるくらいに、整備されてしまっている。中国でのスマホ決済でも、(偽札など)現金への信頼が低いからこそ、ということもある。
その意味で、アフリカが最先端となる可能性も大いにある。