AmazonがAlexa対応の電子レンジを自社開発・発売することを発表した。価格は60ドル。
ポップコーンをつくる機能がついており、コーンが少なくなってきたら自動的に補充の注文をしてくれるという。
さて、Amazonは小売店なのだろうか、メーカーなのだろうか。おそらくそのどちらでもない、ハイブリッドな存在になりつつある。嗜好品は別として、補充が必要な生活家電の多くは、Amazon製品に置き換わっていくだろう。
メーカーとしての力も着々とつけてきているように思う。Echoの開発スピードは、尋常ではない。画面付きのSpotがでたと思ったら、今度は10インチスクリーンのShow。Echo Dotも音質を高めたものが出るし、Echo Plusも第2世代だ。Amazonのユーザビリティの向上のスピードも圧倒的だが、そのウェブのスピード感をそのまま、物理的製品にも適用しているように思う。
Amazonを敵対視するひとは多いが(たとえば出版関係者、流通関係者とか)、正直、土俵がまったく違うことを認識したほうがよいと思う。